ビーコアのブログ

ビーコアのブログ

"SNSの中のヒト" ブログvol.3 「小物管理ソリューションとは!」

2023-06-06

前回のブログでは、春の展示会出展の様子を総花的に書きました。
今回は、軽めのネタで行きます。ニッチなデモソリューションの紹介をしたいと思います。先日の展示会では、傍の方でサラッと展示していたものです。

thumbnail

このデモは、小物の物品管理をソリューションとしてご提案しているものです。

メイン展示していた
- 彩色兼備 6DoF🔗
- 彩色兼備 イチ🔗
と比べると、使用するカラービットタグも小さく、カメラとカラービットの距離は近接のソリューションとなります。

【利用シーン】

このソリューションが対象としているお客様は、

- 日々、業務で使用する小さめの備品のやり取りを行なっている方々
- 貸出品、返却の確認などを手書き管理されている方々

などを想定しています。

例えば、このようなケースを想定しています。
対象となるのは、大きな物流センター等で配送作業を行っている方々です。作業に使用するのは会社から支給される「スマホ・各種鍵・バーコードリーダー」などのいわゆる作業用の小物です。毎日、作業用小物の貸出・返却を手作業で行っている事業所をイメージし、そのやり取りをデジタル化しました。

作業に使用する小物だけでなく、メディア(記憶媒体)やヘッドセット、メガネ型ディスプレイの管理などにも利用できれば、面白いかなとも感じています。

【仕組み】

仕組みは簡単です。
管理したい対象物にカラービットタグを貼り付けます。 thumbnail

それを専用トレイに並べる。
トレイは、管理対象の数や大きさなどお客様の状況に応じてカスタマイズが簡単にできると思います。
thumbnail

あとは、カメラでトレイの中身を撮影するだけです。

社員証や社員IDに、個人と紐づけしたカラービットタグを貼り、他の管理対象物と同時にカメラで撮影し、カラービットデータを取得すれば、貸出対象者との紐づけも簡単です。

棚や机に簡単に設置できるタイプが好まれると思い、デモのような簡易パッケージでご提案しています。こちらも、お客様環境に応じて様々な提案が可能と思います。

カメラは、この囲いのようなものに設置するイメージです。
Youtube動画もご覧ください↓ A mushroom-head robot

thumbnail

ここまでの設定をさせて頂き納品させていただきます。

取得したデータは、クラウド連携も可能ですし、お客様のシステムへのPush送信という形で、データのみのご提供も可能かと思います。当社としては、設置後に円滑運用をして頂きたく、カメラの遠隔管理・死活監視をセットでご提案するものとなります。

【ビーコアとしての取り組み】

今回は、カラービットタグ とAIカメラを使って簡易的なイメージがつきやすいものを作りました。試作した簡易キットでは周辺を覆う枠や、箱の中の仕切りなど、100円ショップなどで購入したものでサラッと作っておりますが、もっと材料費をかければ見栄えも耐久性も上等なものも製作可能です。

当社には、AUTODESK社の「fusion360」(CAD系ソフト)を使って設計図書に落とすスタッフもおりますし、イメージした図面を3Dプリンターで仮刷りするスタッフもいます。「Unreal Engine(アンリアルエンジン)」を利用して、3D空間でイメージすることもできます。最終的には、お客様に満足していただけ、しっかりと活用できるものを納品するよう日々努力しています。

他にはない カラーコード=カラービットのタグと AIカメラを使って、お困りごとを解決したい方いらっしゃいましたら、是非ともお声がけください!

© Copyright B-CORE Inc. All rights reserved.